昭和とは遠きにありて思ふもの

音楽と旅が好きなおっちゃんが、気ままに書いています。

2016年9月のブログ記事

  • ビートルズ「ライブ・アット・ザ・ハリウッドボウル」

    季節の変わり目は、天候が不安定なことが多い。 雷が「ぴかっ」と光ったと思ったら、「ゴロゴロ」と巨大なリバーブがかかったように空に響き渡る。 夜空を一瞬昼のごとく照らし、巨大なティンパニーのごとく轟かせる。 リバーブエコーとは、ちょうど風呂の中で鼻歌を歌ったときに、心地よい音の余韻を感じるそれだが、... 続きをみる

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  • 「よしかわく~ん」

    もうすぐ運動会なのだろうか、近所の学校では披露するダンスや綱引きの予行演習がされて、子供たちの黄色い声が反響している。 今の親御さんは、いいカメラやビデオ機を持っているので、わが子の姿を鮮明な動画で撮影することができる。 また、スマートフォンには動画撮影機能や、かなり鮮明に撮影できるカメラ機能があ... 続きをみる

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  • 「8時だヨ!出発進行」

    近所の学校のフェンスに、おそらく学校が植えたものと思うが、間もなく10月になろうとしているときに、へちまの実ができ始めていた。 へちまに限らず、キュウリやゴーヤなどのうり類は、ツルを延ばして生い茂り、盛夏の時期には天然のカーテンになる。 しかし太陽が傾いてきて、気温が下がってくるこの時期には、ある... 続きをみる

  • 「君の名は」?

    ちょうど台風16号が日本列島に接近している日に、ふと朝のテレビ番組で、大ヒットア 「君の名は。」予告 ニメ映画 「君の名は。」 の特集が組まれていた。 アニメ好きには常識だと笑われてしまうかも知れないが、その番組では、主要な舞台の一つが岐阜県の 飛騨古川 であること、飛騨市には映画館がなく、近くで... 続きをみる

  • 「虹を渡ってきた男」

    台風一過は、空気中のゴミを洗い流して、曇りなき青空を連れてきた、と言いたいところだが、残念ながら今日は重たい雲が空を覆い、今一つすっきりしない。 虹を見つけるのは偶然のことが多い。 でも虹を見つけたときには、ほんのひとときであっても心洗われた気がする。 雨は空を洗い、残りの粒子が虹という置き土産を... 続きをみる

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  • 「傘がない」

    夜も更けた頃、雨音に起こされて窓を開けてみた。 台風が近づいているらしいが、今のところ風はそうでもない。 「ザーザー」と路面を叩き付ける音、「コン、コン」と何かに落ちる音、時々車のタイヤが路面に溜まった水たまりを切り裂く音、耳を澄ませば限りない、指揮者のいないオーケストラだ。 09 ねこバス (と... 続きをみる

  • 「困っちゃうナ」を「狙い撃ち」

    高校野球も終わって、プロ野球もセ・リーグは広島カープが優勝して、ペナントレースは終わろうとしている。 リオ・オリンピックも、パラリンピックも終わった。 オリンピック開催前には、選手村の施設の不具合や、治安問題、ブラジルのルセフ大統領が弾劾裁判で失職など、負の部分ばかりを報道していたが、日本勢のメダ... 続きをみる

  • 恋のぼんちシート

    1980年代は、バブル真っ只中の頃だったと思う。 地上げという問題が出ていたし、学生の就職は売り手市場だった。 みんなが、いわゆるDCブランドに走り、高級車を乗り回し、みんながタクシーを使うためなかなか拾えないような状況だった。 テレビではトレンディドラマが放映されていた。 トレンディドラマは、高... 続きをみる

  • 大きな古時計

    子供の頃に、幼稚園や小学校で初めて習った楽器を覚えているだろうか。 カスタネット、ハーモニカ、リコーダーはすぐに思い浮かぶだろう。 では、子供の頃に習った童謡を覚えているだろうか。 「春の小川」「春よ来い」「雪やこんこ」「七夕さま」など枚挙に暇はないだろう。 ジェリコの戦い The Battle ... 続きをみる

  • BOSE(ボーズ)のスピーカー

    私の学生の頃には、たまに大型のラジカセを山手線の車内に持ち込み、大音量で鳴らしている迷惑な輩がいるのを見かけた。 世はディスコブームで、いわゆるバブル期到来の頃だったのだろうか。 伝説的ディスコ「キング・ムー」復活 札幌 (2016/04/30)北海道新聞 でも私は一貧乏学生に過ぎず、その流れに乗... 続きをみる

  • 「『いちご白書』をもう一度」というバトン

    時間は一瞬たりとて止まることはない。 常に川のように流れ、例えば親・子・孫のように、一人の体の中に、両親の持っている遺伝子というバトンを受け取り、エッセンスを残しつつ、また周りの環境を取り込みながら、新たな人間として生まれてくる。 両親もその祖先から同じように情報を受け取りながら、新しい命として誕... 続きをみる

  • ピンキーとキラーズ

    すっかり蝉しぐれは聞こえなくなった。 学校のプールは、9月頃になるとだんだん使われなくなる。 子供たちの黄色い声が去ったプールは、水が淀み、やがて藻が生え、枯れ葉などのゴミが浮き、次の夏まで長い眠りの時を迎える。 子供たちは、日焼け跡を手土産にして、次の季節を迎えに行く。 吉田拓郎さんの「夏休み」... 続きをみる

  • ♪「初恋」は「ロマンスカー」に乗せて

    私の10代の頃は、フォークブーム真っ只中にあった。 その昔「テレビジョッキー」という番組があって、「白いギター」をプレゼントするほどであった。 チェリッシュの曲に「白いギター」というのもあった。 白いギター チェリッシュ 白いギターに変えたのは 何かわけでもあるのでしょうか あの当時、白いギターは... 続きをみる

  • 月と紙兎ロペ君

    今朝は湿度が低く、爽やかな朝だ。 窓を開けてみると赤とんぼが数匹飛んでいるのが見えた。 秋の訪れと呼ぶにはまだまだ早いが、着実に近づいているのは何となく分かる。 今夜の満天の星空と鮮やかな月の光を予感させる。 赤とんぼの言葉から、ふと「あのねのね」の「赤とんぼの唄」を思い出してほくそえんで 赤とん... 続きをみる

  • コッキーポップ

    先日、静岡県掛川市にある「ヤマハリゾートつま恋」が営業を終えるというニュースが飛び込んできた。 つま恋WPCM2016 施設の老朽化や経営状態の悪化が主な原因とのことだが、その発表に衝撃を受けた方は多いと思う。 私は現地を訪れたことはないのだが、シンガーソングライターの聖地だ。  若い頃ラジオで ... 続きをみる

  • ♪ ブルーライトヨコハマ

    現在、BSで以前放映されていた「てるてる家族」が再放送されている。 原作は、日本を代表する作詞家の、なかにし礼さんの小説「てるてる坊主の照子さん」で 上原多香子 大晦日「ブルーライト横浜」『てるてる家族』より2 ある。 女優 いしだあゆみ さんの実家がモデルとなっており、軽いミュージカル仕立てだっ... 続きをみる

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  • 元ミュージシャン

    氷結 あたらしくいこう WEB限定スペシャルムービー「志村けん×スカパラ」 志村けんさんの アルコール飲料のコマーシャルで、バカ殿から一転三味線を華麗に弾く姿に感動を覚えた方も多いと思う。 バカ殿 からはとても想像できないが、それもそのはず彼は元々ミュージシャンである。 ドリフターズは、バンドなの... 続きをみる

  • ソウブ・トレイン

    かつて関口知宏さんの、『列島縦断 鉄道12000キロの旅 〜最長片道切符でゆく42日〜』という番組が放映されていた。 番組タイトルそのままに、同じ駅を通ることなく北海道の稚内駅から佐賀県の肥前山口までを走破したこの番組で、テーマ曲となっていたのが、カズンの「風の街」という曲である。 あなたに逢える... 続きをみる